2021.01.15
“ぎっくり腰”は朝に起こる!?
“ぎっくり腰”や“首の寝違い”は、ほとんどが朝に起こります!
・朝ベッドから起き上がる瞬間
・朝のトイレから立ち上がる瞬間
・朝、顔を洗うとき
など、実際に経験されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
他にも、腰痛を持っている方で朝痛みが強く、時間が経つにつれて症状が軽くなり夜寝て朝になったらまた痛みが戻っている。なんてことも経験ございませんでしょうか?
なぜ、朝に痛める事が多いのか?または痛みが戻るのか?
単純です、、、、
朝は体が硬くなっているからです!!!特に身体を支えたり、動かすための筋肉や腱が硬くなります。
人の身体は筋肉に力が入り伸びたり、縮んだりすることで体を動かしています。(筋収縮と言います)筋肉は動かしているときは柔軟性が高まり熱を作ることで温まり、更に柔軟性が上がります。なんとなく、筋肉を温めると柔らかくなるイメージもありますよね?更に筋肉は血液を動かすポンプの役割があるので、筋肉で作られた熱を血液によって全身を巡らせて全身の柔軟性も高まります。
逆を言いますと、筋肉を動かさないと体温は下がり筋肉も硬くなるという事です。元々凝っている部分は朝には更に硬さが増します。よって、硬くなり過ぎた筋肉に体を起こすという強い負荷を掛かると“ぎっくり腰”を起こすことになります。
“ぎっくり腰”を起こす方は普段から腰にだるさや軽い腰痛を持っている方に多いので、朝の動作はゆっくり行う事とストレッチをするようにすれば防げることも多いです。
ちなみに、朝起きた時に腰や首に痛みが出る方が、よくマクラや布団のせいにされることがあり、自分に合う枕を見つけるためにいくつも買ってしまったり、高いマットレスを購入されることがあります。そもそも日常で負担を掛けてしまっており、朝に筋肉が硬くなることで痛みを感じているだけだったりするとかしないとか笑
あまり、マクラや布団のせいにし過ぎるのもかわいそうですね。
買ってしまう前に一度当院へ受診されてみてはどうですか?(^○^)